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僕は吹奏楽部入部をきっかけにフルートをはじめました

とは言ってもそもそもはサックスが吹きたくて入部したんです
が、サックスは既に定員オーバー
何か他の楽器を…と言われ
たまたま目に入ったフルートを「仕方なく」選んだ、というものでした

そんな風に出会ったフルートとも
もう20年以上の付き合いになります
きっかけは何であれ
出会うべくして出会ったのだと
今ではそのように思っています

あの時もしサックスを選んでいたら…?
今頃、僕は何をしていたのでしょうか
今となっては知る由も無い訳ですが
ちょっとだけ興味があります

全ての出発点となった吹奏楽部に
指導する立場として出張レッスンに行くことがあります
正確な数は分かりませんが
中学、高校から一般バンドまで
日本の吹奏楽人口はかなりのものだと思います
テレビ番組で特集されることもあるので
ご覧になったことのある方も多いのではないでしょうか

最近では僕のように
外部講師が招かれてパート指導をすることが当たり前になっているようです
僕が学生の時とは状況がまるで違い
今の子たちはいいなぁと羨ましく思います

定期的に指導を受けている効果か
きちんとした奏法を身に着けている生徒が多いです
そんな中、講師として何ができるだろう?
いつも考えることです

毎日、何時間も楽器を吹いている子たちですから
練習の仕方次第で、どんどん上達するんです
しかし毎日、たくさん練習しているのに
自分の音をしっかり聴いていない、聴こえていない子がたくさんいます
なんと勿体ないことか!!

ですので、僕は指導にいくと必ず
『自分の音をよく聴くこと』を一番に教えます
自分の音に意識を集中させて練習する
これがもっとも大切なことだと考えています
聴けない子は上手くなれないんです!!

その上での日々の練習で何をすべきか
こんな面白くはないレッスンを
2時間もまじめに受けてくれる生徒たちには感謝です

でもきちんと取り組んでくれたら必ず成果は出るんです!
次のレッスンの時にどうなっているか??
今からとても楽しみです♪