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「あさくらの地に…第九が響く」
第5回 あさくら第九演奏会が終了しました

昨年の豪雨災害で延期になっていた演奏会
およそ一年を経て実現できたのは
何にも代えがたい喜びでした

演奏会実現に向けて
主催のあまぎあさくら歌う会のみなさまには
多くのご苦労があったことと思います
その想いに
コンセール・エクラタン福岡として
ひとりの演奏家として
最高の演奏で応えたいと思っていました

今回の公演では
オーケストラの名称を
コンセール・エクラタン福岡、改め
Freudeあさくら合奏団とし
コンセール・エクラタン福岡のメンバーのほか
一般演奏家のみなさま
福岡女学院中高生のみなさまと一緒に演奏しました


↑チーム木管

全員の力がひとつになった
素晴らしい演奏会になったと思います

そしてアンコールでは
会場のお客様も一緒の大合唱に。。。
感動でした

素晴らしい時間をありがとうございました

今日も関西で地震が起きましたね
自然災害は防ぎようのないものですが
願わくば、これ以上何も起きて欲しくありません

さて、話題を変えまして
今回の演奏会では
『ナチュラルトランペット』を使用しました

上から
B♭管トランペット→C管トランペット→ナチュラルトランペットです

見慣れているのは上の2本ですよね

それもそのはず
ナチュラルトランペットは16世紀から19世紀にかけて
バロック時代から古典派時代にかけて使用されていた楽器で
いわゆる、古楽器といわれるものなんです

見た目からして違いますよね!

音にも違いがあって
僕の主観ですが
ナチュラルトランペットは今のトランペットよりも
やや武骨な雰囲気ながら音色の幅が豊かな気がしました


↑管体に巻いてある飾り紐も素敵です

第九を作曲したベートーヴェンの時代にも
当然、この楽器が使われていて
現代オーケストラの中にナチュラルトランペットを配することで
当時の響きに、雰囲気に
近付けることができるのではないか、と考えたんです

僕の所属しているコンセール・エクラタン福岡では
この様な取り組みを積極的におこなっており
作曲当時の演奏解釈、演奏方法、そしてサウンドを
常に追求しています

単に昔の楽器を使用している、という事ではなく
それを通して、音楽の真に迫っていきたのです
この取り組みに賛同してくれる方も少しずづ増えてきていて
僕たちの地道な活動が実を結び始めているようです

今度は7月の自主公演です!

ここでもコンセール・エクラタン福岡にしかできない
コンセール・エクラタン福岡の演奏をお届けします

ご期待ください!!