新きたきゅう音楽塾 in 黒崎
僕の地元にある、黒崎ひびしんホールで毎月開催されている音楽塾です。
第48回目の音楽塾に出演することが決まった僕たちは、「笛の煌き ~2つの笛とピアノで巡る音楽塾~」にテーマを定め、笛(フルート)に焦点を当てて音楽史の変遷を辿ることにしました。
世界最古の楽器と言っても過言ではない「笛」
- どのようにして生まれ
- どのようにして発展し
- どのようにして今の形になっていったのか
フルートを吹く者としても非常に興味深いテーマで、出演者なのに自分たち自身も楽しみながら準備が進んでいきました。
共演は古い付き合いの森山、改め籾山仁美ちゃん
(ふと思えば軽く20年越えの付き合いです)
そしてこの度、めでたくご結婚!!!
仁美ちゃんおめでとう(@^^)/~~~
そして、こちらも古いお付き合いの西書子さん
(高校の先輩で後輩のお姉さんです)
当時、大学生だった西さんと吹奏楽部のコンサートで共演したのが最初の出会いでした。
2人ともとても優秀で素晴らしい演奏家。
いつも良い刺激を与えてもらっています。
どちらも音楽が繋いでくれたご縁です。
素敵な出会いに感謝ですね♪
笛の変遷を辿る、という今回のテーマ。
ルネサンスフルートからスタートして、トラヴェルソ、多鍵式フルート、マイヤー式、ベーム式と…
各時代を代表するフルート、そして、その時にその楽器を用いて演奏されていたであろう楽曲。
それぞれの作曲家が楽器の特性を深く理解して、作曲していたということが良くわかります。
決して古いものは未完成品で、新しいものは完成品というわけではないのです。
それぞれの時代において、その時に求められていた音。
それを表現するするものとして、最適な形で生み出された楽器なんだと思っています。
本当に奥深い楽器の世界です。
ただひとつだけ残念に思うことがあって、それはロマン派時代のフルート作品が非常に少ないという点。
その当時のフルートの特性の問題もあって、作曲家の創作意欲が掻き立てられなかったのかな?と推察しますが、そこだけ残念に思っています。
その代わりにバロック、古典、近現代には名曲がたくさんあるので良しとしましょう。
音楽塾の後半はコンサート形式。
前半の内容を踏まえながら、皆さんに聴いて欲しい曲を選びました。
リハーサルでの一枚。
ライティングなどでの演出では、ホールの皆様にとてもお世話になりました!!
光の使い方ひとつでガラッと印象が変わるんですよ!!
気分も上がりますよね~(#^^#)
いつもやってるコンサートとは違った音楽塾。
珍しく胃が痛くなりましたが(;^ω^)
終演後のお客様の笑顔が、僕たちのやった事への回答かなと思っています。
大変だったけど、充実した時間でした。
仁美ちゃん、書子さん、関係者のみなさま、本当にありがとうございました!!
終演後、放心状態の一枚(笑)ドレスコードはブラック!