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風の旋律の公演がいよいよ今週末に迫ってきました
今日はリハーサル中の出来事について書きたいと思います

『楽譜』

音符と言われる情報が記されていて
僕たち演奏家はその情報を“音”にしていきます
なくてはならないとても大切な存在です

いつ、どのようにして
楽譜を読むことが出来るようになったのか覚えていないのですが
僕にとっては小説を読むような感覚に近い気がします

たくさんの生徒さんをレッスンをしてると
「楽譜が読めないんです」とおっしゃる方がいます
まぁ、もちろん最初は読めなくて当然ですよね
よく知らない国の言葉で書かれた本を見ているようなものですから

そんな時、僕は必ず
「気づいたら読めるようになりますよ」と言います
少し無責任な言い方のようにも思えますが
本当に“慣れ”によるところが多いんですよ

例えば
「これはドです」とか「これは四分音符です」とか
最低限の知識を教えることはできるのですが
最終的にそれらの情報を使って読むのは自分なんですよね

なので最初は時間がかかってもいいから
少しづつ読もうとしてみてください、と生徒さんには言うようにしています

そんな事を常々言っている僕ですが
まったく読むことができない楽譜に出会ったんです!!

分かりますか??
上が見慣れた楽譜
下が邦楽専用の楽譜なんです

上も下も同じ内容が記されているんですよ!!!

びっくりしませんか!?

画像の楽譜は今度の公演で演奏するものなのですが
尺八で演奏するために山崎箜山さんが書き換えてこられたのです

見せていただた時
心から感激しました♪

バッハの作った音楽がこのような記され方をするなんて!!
バッハもびっくりですよね!!

この洋と和の楽譜から紡がれる音がどのように交わるのか
聴いてみたくなった方はぜひコンサートにお越しください♪

お待ちしております(#^.^#)


↑写真を撮っているところを撮られてました(笑)