中学校訪問
先日、恩師の勤務している中学校に、職業人の一人としてお邪魔してきました。
様々な職種の人から、それぞれの仕事の話を聞いて、今後の自分の進路のヒントにする会を数年前より行っているそうです。
今回は警察官、消防士、保育士、介護士、理学療法士、ケアマネ、旅行会社、カメラマン、フローリスト・・・などなど、本当にたくさんの職業人の皆さんが参加していました。
事前の情報としていくつかの質問に答えていて、中学生の皆さんはそれを基に、グループ毎にどんな話をするのか?などを考えていたようです。
中学生からの質問には、
- なぜこの職を選んだのか?
- この仕事のやりがいは?
- うれしいことは?
- つらいことは?
など、予想していたものも多かったのですが、
なんのために働いているのか?
と聞かれた時は少し考えました。
返答に窮したわけでは無いのですが、「なんでだろう?」と一瞬考えてしまったんです。
働く= 稼ぐ
だと思っているのですが、でもただそれだけでもないな、と思って。。。
お金(仕事)がないと生きてはいけない。
じゃあ、お金さえ稼げればなんでもいいのか?と聞かれればそれも違う。
そこには自分の仕事が好きだっていう気持ちとか達成感とか、想いを共にできる仲間とか夢とか悔しさとか、何かしらの+αがありますよね。
自分が本当にやりたいことが仕事になっている僕は、本当に幸せなんだなって改めて思ったわけです。
この実感が日々の活力となって、自分の背中を押してくれてるんですね。
ぬるーく生きてちゃダメですね。
もうひとつ
これから成長していく僕たちへのアドバイスをお願いします。
これもちょっと考えた・・・(;・∀・)
偉そうに言えることなんてないんだけど、何か言わなきゃいけないし、この質問、苦手です。
悩んだ結果、「どこにどんなきっかけがあるか分からないから、興味のある事にはとりあえず挑戦してみて」みたいに言いました。
まぁ、実際自分がそうだったしなぁ。
高校でたまたま吹奏楽部に入って、最初にやりたかったサックスが定員オーバーで、何となく目に入ったフルートに何となく決めて、何となく見てたN響アワーで工藤重典さんの演奏を聴かなかったら、今の僕は絶対存在してない。
これは断言できる。
きっかけなんてそんなものなんでしょ、きっと。
面白いよね~
いろいろ考えるいい機会になりました。
突然「何か吹いて下さい」と言われスマホを楽譜代わりに…
こういう場合のネタ用意しとかなきゃと思った(-_-;)